2022年11月22日火曜日

秩父のトレラン大会に出た

 秩父のトレラン大会:FunTrail100K/30k

トレラン大会の記録:YAMAPの記録

先日秩父のトレラン大会に参加した日記です。

ツイッターでハセツネカップを追っていたら触発されて私も大会に出たい!!っとなりエントリーした大会です。
この大会を選んだ理由は割愛(詳細はコチラ:この日記の中に書いた




これまで2度トレラン大会に出たことがありますが、初めて一人で参加しました。
3年ぶり?くらいの大会なのですごく緊張しましたが、スタッフもランナーもみんないい人ばかりでとても楽しかったです。

今回の大会は、羊山公園~琴平ハイキングコース~丸山あたりを走る30km、累積標高は1,600mくらいです。
前半・後半ともに琴平ハイキングコースが大変でした。足元がぬかるんでいて滑りそうだったのと単純に登りが急でした。大会だということではりきって小走りで登ったせいで前半で足が痛くなってしまいました。前半で脚力をけっこう使ってしまい、後半たいした登りじゃないのにきつくて登れませんでした。

大野峠中盤から丸山展望台までの急な登りで、私も含めてゾンビの行進状態で歩いていたのが印象に残っています。
今までの大会はゾンビのように歩いている人がいなくて走りきっている人が多かったのですが、今回はそれがありませんでした。周りも自分と同じくらい疲れている、同じくらいのスピードで走ったり歩いたりしているのがとてもうれしかったです。

スタッフの方が写真を撮ってくれた(けど顔が死んでて載せられない)

ビリグループのラン

あとは初めてエイドステーション的なところに立ち寄って飲んだり食べたりができました。
今までは制限時間ギリギリだったり、ビリすぎてゴール時には配給が終わっていたりで機会を逃していたので、時間に余裕をもって通過できたのは大きな一歩でした。

後半はランナー同士で励ましあったり、スタッフが声をかけてくれたり、一人で参加したのに一人じゃないみたいで良かったです。これまでもあったのかもしれませんが全然覚えていないのでそこをみたり体感する余裕がなかったのだと思います。

そんなこんなで制限時間内の完走ができました。

ゴール直後は、次は50kmだな~って思っていましたが数日経った今はまぁ今は無理だなと思っています。

余談ですが、常念岳で助けてくれた登山家が親子で参加していたので、お礼とあいさつをしたかったのですが全然余裕なくメールで挨拶するにとどまってしまったので、そこらへんちゃんと挨拶しなきゃなと思いました。

とても楽しいトレラン大会でした。ありがとうございました。

2022年10月24日月曜日

ケツ3 脚6 その他1

 最近の山登りをした時に感じる筋肉痛の割合がケツ3割 脚6割 その他1割だという話です。

■真面目か不真面目か
時々仕事で「佐藤さんはまじめだね」と言われることがあります。
自分を真面目か不真面目かに分けると間違いなく不真面目です。私は仕事もしたくないし、国以外の誰かに養ってもらうのも嫌なので仕方なく仕事をしています。隙あらば休んだりサボったりしたいし隙があればそうしていますが、ここのところサボる隙がありません。
サボるためには、自分の仕事内容をしっかり把握する必要があります。
自分の仕事をちゃんと把握するということは、自分の仕事と他者の仕事の境界線を作るということです(自分的には)。特に他者の仕事が滞ってしまう仕事は最優先でやります。そうすることで「きちんとやっている」感を演出できます。
ここだけやっておけばOKというラインを作らないとちゃんとサボれません。
そういう意味では真面目かもしれませんが、サボるためにまじめに仕事をしているので真面目かもしれません。このあたりはもう第三者が評価してくれればいいと思っています。

豆乳ソフトクリーム
西武秩父駅で食べた

■トレラン大会の練習を始めた
ツイッタでハセツネを追いかけていてやる気になってトレラン大会に申し込みをしました。
何回かトレランの練習をしましたが本当に向いてないと思って練習のたびに後悔します。
山を歩くのが好きなだけで走るのは苦手です。
元々「辛いことは無理してやらない。」というモットーがあるので、走るのがつらいトレランは気乗りがしません。
それでも申し込んだからには制限時間内の完走を目指さなければならないと思い、嫌々ながらも練習を続けています。結局歩いてしまうのですが。

最期にトレイルランニングの大会に出たのは3年前?4年前?の御岳山トレイルランニング大会です。友人と「ワンダーフォーゲル部トレラン支部」というグループを作り、わいわい練習をしていました(楽しさ半分、辛さ半分でしたが)。
御岳山トレラン大会後、トレランは難しいと結論が出てからは山を走ったりはせずひたすら好きなように歩いていました。
ちょっとずつ歩ける距離が伸びていきましたが、登山後に筋肉痛になることがほぼなくなりました。それを私は「山登り成長も頭打ちだな」と思っていました。最近の言葉で言うと、スキルカンストというやつです。

とうとう日帰りハイキングスキルがカンストしたのだと喜んでいましたが、転機が訪れました。テント泊登山です。
今年は4年ぶりにテント泊をしましたが、その翌日におそろしいほどの筋肉痛がきたのです。
筋肉が「まだまだ成長の余地あるで~」と言ってきたのです。

■筋肉との対話
ずっと何となく避けてきていた山岳漫画を読み始めて、最近山を渡るをついに読みました。
その中で「筋肉は最強の親友(とも)」という単語が出てきました。
テント泊後は「重い荷物担いだから筋肉痛になったんだな」としか思っていませんでしたが、山を渡るを読んだ時にテント泊後の筋肉痛を思い出し、私の筋肉は成長の可能性を訴えてきていたんだと気づいたのです。

気づいてからの山行が変わりました。
登る時にどこの筋肉に刺激が入っているかを意識するようになりました。
登りはハムストリングス、下りは大腿筋に負荷がかかるように歩きなさい(もしくは走りなさい)と登山の教科書に書いてあって、どういうことか分からなかったのですが、こういうことなんだなと初めて理解しました。
その結果、筋肉痛が復活したのです。
具体的には日記に書いていない(と思う)高水三山・棒の峰の関東ふれあいの道コース、川苔山百尋の滝コース、丸山・武甲山コース、全ての山行の翌日に筋肉痛が出ています。
これは素晴らしいことだなと思いました。

歩いている時に教科書の基本通りに、登りはハムストリングス(お尻から腿裏あたりの筋肉)、下りは大腿筋(太ももの前側)を意識して歩くようになり、翌日の筋肉痛の痛みの割合を評価しながら通勤しているのですが、今日通勤している時に「ケツ3 脚6 その他(お腹や背中)1だな」と思いました。
まずは、日々の徒歩通勤やジョギング、週末の山行で筋トレと筋肉評価をきちんとして、身体状況を把握したいと思います。その後、必要であれば筋トレをするかもしれません。(しないと思います。)

なんてことを考えていたら、意外と自分真面目かもなと思ったのですが、完走することでトレラン「やった感」がでるから目指してるのかもなと自覚して、やっぱり私はやってる感が欲しいだけの不真面目者なんだなと思いました。

※私はトレランはむいていなくて苦手だけどトレイルランナーは大好きです。特に歩いている時にトレランの民がいると心がわくわくします。トレランの民は飛んでるみたいに走るからなんか華があって素敵です。

2022年10月11日火曜日

雑記(仕事と山のこと)

 ■GOTOトラベル的なものが始まった
GOTOトラベル的な支援が始まったとお年寄りから情報が入ったので、今回はそれを使って遠征登山に行こうかと思っています。
それでちょっと調べてみたんですけど、なんか使うの面倒そうですね。手続き全部やってくれる人がいたらGOTOトラベル的なのを使おうと思いました。

GOTOトラベル的な物を使っていこうかなと思ったのが、岩手県の岩手山、青森県の恐山、北海道の羊蹄山でした。できれば現地は車で移動したかったので電車+レンタカー+ホテルのパックになると思います。

岩手山(火山)

羊蹄山(キレイ)

恐山(素敵)

岩手山は最近落書きのニュースを見たので登ってみたいなと思いました。
羊蹄山は山様がキレイなので一度は登りたいのと、北海道は羊蹄山以外に普通に観光したいところがたくさんあるので日帰りできそうな感じが好きです。すごい大変らしいのでそれはそれで楽しみ。
恐山は、オカルト愛好家なので一度は行かねばならぬと思っている場所です。

今は火山に夢中ですが、霊山も大好きなのでいつか登りたいです。
GOTO的なものを利用して登るなら…と軽く考えているだけなので時間をかけて旅行スケジュールを立てていきたいです。

■神々の山嶺を読んだり見たりした
山岳漫画の金字塔「神々の山嶺」をついに読みました。そして映画も見ました。
話の中で「ザイルを切れば自分は助かるが、ザイルを切らなければ二人とも死ぬ状況の場合、ザイルを切るかどうか」について話をする場面があって、私ならどうするかな…とちょっと考えました。答えは「そういう山には登らない」でした。
誰かと登る山は楽しいですが、誰かと組んで登らなきゃいけない山は今のところ登るつもりはありません。
唯一、奈良県の投入堂だけは行きたいのでY女史と一緒に行こうと勝手に思っています。
(かえりにたぬき村に寄るから付き合ってくれ!!!)

投入堂についてはコチラ:奈良県 投入堂

神々の山嶺、なんとなく敬遠していましたがついに読みました。最高でした。
ハブさん最高に好きです。
映画も見ました。雪山ってこわいよね…って感じでした。あとやっぱりエベレストは一回生で見てみたいという気持ちが強くなりました。

■事例検討発表会
会社の各部署がそれぞれ事例を発表する会があり、それの実行委員になりました。
自分の説明が下手な事や理論的に考えるのが本当に苦手なので、ここらでちょっとやれるようにならなきゃな、という気持ちから立候補しました。
意見を言うのも苦手で、第一回の話し合いではやめておけば良かったなと思っていたのですが、第二回の話し合いですごく良い事例発表ができそうな予感がしたのでやって良かったなと思いました。
ちなみに、事例発表はパワーポイントでやるんですがパワーポイントも作ったことがないので今から楽しみです。できなさすぎて荒む姿しか想像できないんですけど、教えてもらいながら頑張ろうと思います。

■山岳レースに出ることにした
ハセツネ山岳レースが終わって、私はツイッタで追いかけてるだけでしたがものすごく影響を受けまして、私も頑張りたいと思って山岳レースに申し込みました。
30kmと100kmのレースがあって私はもちろん30kmレースにしました。
このレースにした理由は、ここ最近行っている山がその山岳レースのコースになっていたからなんですが、私が歩いていた山々は100kmレースの方だったのでこれにした意味がなくて笑いました。そのうち100kmも出られるように頑張りたいです。

■山の最終目標
私にはは山の最終目標があります。
加藤文太郎氏みたいに冬季アルプス縦走や、羽生丈二氏みたいに未踏峰にこだわっているわけでもないです。
では何か。

今は「サンキュー加藤文太郎」というトレランイベントと同じコースを歩くことと、純粋な登山としては槍ヶ岳登頂を最終目標にしています。
私は加藤文太郎氏が好きなので、加藤文太郎氏がかつて歩いて帰省したコースを歩きたいという願望があります。あと加藤文太郎氏の故郷には加藤文太郎記念館があるのでそこを見に行きたいです。
槍ヶ岳は、孤高の人と単独行を読み終えたらなぜか槍ヶ岳が神々しく感じたのでおいそれと登るのはやめようと思ったのが理由です。

どこかのタイミングでクライミングや沢登りの楽しさを知って目標が変わる可能性もありますが、今のところはこの二つが目標です。

クライミングや沢登りより、テンカラの方が興味あるので釣りをするようになるかもしれません。(これは服部文祥先生の影響です。)

■今の日記がつまらない
つい最近、昔の日記を読み返しました。〇時に起きた、〇時に寝た、みたいな内容で、書いた当時は「こんなのつまんないな」と思って書くのをやめてしまったんですが意外と面白くて続ければ良かったなと思いました。
それでここ最近の日記も読み返したんですけど、びっくりするくらいつまらなかったです。
過去日記も今日記も他人が読んだらつまらないのかもしれないけど、書いている本人もつまらない日記だなっていう感想が出てくるなんてこれはどうなんだ?と思いました。
「過去は変えられないぜ!」という戒めとして日記は基本的に残しておくつもりですが、これがあと何十年経って読み返したら「意外とおもろいやんけ」ってなるのかは不明です。





2022年10月1日土曜日

〇〇を買おう!

 〇〇を買おう!というカテゴリがあるにも関わらず、買おう!っていうかもう買ってしまっている話ばかりなのでこれから買おうと思っているものをメモ的に残します。

いつ買うのかはわかりません。

■寝袋の下に敷くマット
寝袋マット難民です。今は初代OMMクラシック32ℓの背中の板+100均のレジャーシートを使っています。夏山であればこれで問題ありません。秋~初冬?にかけてテント泊をすることがあればその時に買うつもりです。
ホームセンターに売ってる電気カーペットの下に敷くビニールシートがいいんじゃないかと思っていますが下見したら嵩張るので保留です。

■寝袋
今はパイセンにもらったナンガの寝袋を使っています。夏山なら問題ない感じですが、秋~初冬にかけてテント泊をすることがあれば購入します。買わないと凍死します。
このパイセン寝袋がかなり調子よいので、買うとしたら同じナンガの寝袋にするつもりです。

ナンガ×ポーラー

寝袋はポーラーを買おうかと思っていたんですが、ポーラーは登山というよりキャンプなので手が出ませんでした。が、ナンガとコラボして寝袋を出しているのを最近知りました。欲しい!今すぐほしい!!ですがもう軍資金(というか旅費)は底をついているので涙を呑んで保留です。買える頃には販売終了してそう。

ポーラーの寝袋(3.5kg)

私は山でこれを使いたい。本当に使いたい。でも重いのは使いたくない。
山でポーラーの寝袋を使うために、週1回はテン泊装備で通勤する苦行をしようと思っています。あと低山にもテン泊装備で登ろうかと少し思っています(でも山には軽い装備で登りたいからやりたくない気持ちの方が強い)

■ポーラー
キャンプ?アウトドアメーカーのポーラーが大好きです。こないだパイセンがポーラーのニット帽をくれてめちゃくちゃうれしくて、実は鹿島槍ヶ岳でかぶって歩いたのですが、写真におさめるのを忘れました。

ポーラーのロゴ

一番好きなのはこのロゴマークです。かわいい+かっこいい。
私はこういうのが好き!!!イルミナティ!!!!

ピンク・フロイドも好き

ポーラーのティッシュケース
(これは買います)

ポーラーのシェラカップ入れ

めちゃくちゃかわいいーー!!サイズが分からないけどこれに山鍋入れたい。欲しい。
シェラカップは持っていないし買うつもりもないのでどうしようか悩んでいます。

寝袋を探している時にポーラーのサイトを見つけて時々見ていますが新作が続々と出ていて、がんばって稼いでちょっとずつ集めていきたいです。


■日記の更新頻度
今週は毎日のように日記を更新できましたが、週末にまとめて書いて予約投稿をしています。今日の日記でストックがきれるので、またしばらくは更新はありません。
また不定期になりますが、来年あたりから投稿日を決めて更新できるよう頑張りたいです。

今年くらい知らない山に登れればなんとか更新できるような気もします。
あとはお題目を決めて意見をつらつら書いていくのも考えていますが、反対の意見を持っている人が読んだ時にイライラしないように書くのは今の自分には難易度が高くてどうしようかなと悩んでいます。
書きたいことは特にないんですけど、例えば「子供がいじめられたら学校に行かせるか否か」とか「子供にいつから携帯を持たせるか」とかが結構関心があります。
書かないけど。

終わり











2022年9月30日金曜日

ついに旅費が底をついたのと購入品②

 前回の続きです。(前の日記:ついに旅費が底をついたのと購入品①

■常念岳その後
いざ!残雪期登山と意気込んでいろいろ購入しつつ無事に下山しましたが、かなり反省点の多い山行となりました。
※常念岳の山行記録はコチラ:常念岳①  常念岳②

これまでの自分の山行記録を見返したり、山岳事故の記録を読んだり、なんとなく避けていた孤高の人を読んだりしました。その結果、自分に必要なのは泊りの経験だ!となり、まずは泊りの経験値を積もうと思いました。
ただ、テントを担いでいく自信がなかったのでまずはツエルト泊だなと思ってツエルトを購入し、甲武信ヶ岳のツエルト泊登山を敢行しました。
※甲武信ヶ岳の山行記録はコチラ:国師ヶ岳、甲武信ヶ岳に登った

甲武信ヶ岳の下山、山行終了直前にリュックが壊れました。
ショルダー部分が破損
笑っちゃった

ツエルト
グランドシート(テント用)はツエルト内に敷けば良かった

翌日晴れる

■購入品
リュックが壊れてしまったので今年の高山は終了、来年に期待!といきたいところでしたが、下山時にもう少し泊り山の経験を積みたい!という気持ちが強くなりました。リュックの補修をしようかと思いましたが、私の持っている山装備は基本的に重いので、必要な装備を入れると適正重量オーバーになってしまうことに気がつきました。
旅費がまだ残っていたのでそこから新しいリュックを購入しようと決めました。

パーゴワークス カーゴ55

詳細はパーゴワークスのサイトを参照ください(パーゴワークスカーゴ55)

私はこれを読んで購入を決めました。パーゴワークスリュックレビュー


ミステリーランチ ブリッジャー55

持っている装備がUL仕様でないので、ギリギリまでミステリーランチのリュックにしようと思っていました。このリュック自体が2.4kgあり、これに荷物を積んで歩けるかかなり不安でした。体に合ったリュックが欲しかったので試しに担ぎたいなぁと思ってアウトドアのお店を回ったんですが売っておらず。そうこうしている内に、パーゴワークスのリュックを買おうと思っていたことを思い出したのでパーゴワークスを購入しました。

パーゴワークス スイッチ MとL

前の職場を退職する時に、職場の方からアヴィレックスのサコッシュをもらいました。それが使いやすくてずっと使っていましたが山用ではなかったのでこの機会にサコッシュを購入しました。それがパーゴワークスのスイッチ(写真)です。

※パーゴワークスのスイッチの詳細はサイトへどうぞ。パーゴワークススイッチのサイト

サコッシュの条件は、携帯・行動食を分けて入れられることだけでした。形はけっこうどうでも良くて、とにかく使いやすい物を探しました。
サコッシュは近所の山道具屋に売っていたのでMとLの両方を試せました。
Lサイズでも良かったのですが、Lサイズにしたら行動食以外の物もどんどん入れてしまいそうだったのでやめました。

ついでに寝袋マットも下見しましたが、重いか嵩張るかでいまいちいいものがなく購入にはいたっていません。優秀すぎるぜOMM(OMMクラシックの背中の板をマットにしている)。

パーゴワークスの申し子みたいな見てくれになってしまいましたが、リュックもサコッシュも調子いいです。素晴らしいパーゴワークス。
パーゴワークスづいてしまって勢いでテントも買おうかと思いましたが、抽選会を待っている間に冷静になり保留となっています。今のテントも大好きなので破れたら購入を検討します。

ニンジャテントかっこいい!!!

※ニンジャテントの素晴らしさはこちら→ニンジャテントの詳細

このテントの重量が1.6㎏で、今使ってるテントと同じ重さだったので購入を見送りました。
1kgきるなら買ってたので危ないところでした。

そんなこんなでリュックとサコッシュの購入は想定外だったので気がつけば旅費が微々たるものに。そんな中、鹿島槍ヶ岳に行ったのですっからかんになりました。

ほんとはあと甲斐駒ヶ岳に行きたかったのですが、テントを担いて2,200mは登れないのと旅費が底をついたので来年以降のお楽しみとなりました。

おわり

 


2022年9月29日木曜日

ついに旅費が底をついたのと購入品①

 ■ついに軍資金が底をついた
先日の日記で「今年は高い山に登る予定はありません」と書きましたが、理由はひとつ、軍資金が底をつきました。
感染症が流行ってから外に出る機会が圧倒的に少なくなったのでこれ幸いと貯金をしていました。いつか気兼ねなく外出できる日にお金を気にせず遊べるように、コツコツ・本当にコツコツ貯めこんでいました。その期間約2年。
ついにため込んだ軍資金を大放出して遊び倒した上半期。たった数か月で底をついてしまいました。貯めるの大変、なくなるの一瞬。
今月なぜか臨時ボーナスみたいな寸志が出るらしくて、そんなあぶく銭使わなソンソン!と福島遠征もとい帰省にすべて使いしました。南無。

■ここ最近購入した物
今年のチャレンジ山常念岳のためにここぞとばかりに山道具を購入しました。
私なりに考えながら最善の選択をしたと思っているので記録しておきます。今回買ったものは基本的に気に入っているので壊れるまで使う予定です。壊れるのか?
どの山道具も購入する条件としては①スタンダードなもの ②軽い物 ③装着・扱いが簡単な物 としています。これを外れて購入して使い続けた物がないのでこれまでの実績を考慮しながら検討しました。軽いは正義。

①ピッケル
ピッケルの写真は諸事情で消していたので下の山行写真となっています。
どんなピッケルを買うかはけっこう時間をかけて考えました。バックカントリー穂高の動画を見ながら自分の性格も考慮しつつ購入。
柄の長さと形(まっすぐな物か湾曲している物か)をどうするか。慣れた人は短い方が使いやすくなるとバックカントリー穂高の動画の方が言っていた(ような気がする)のですが、雪山にはそうそう行かないことと、初心者なのでまっすぐな柄の70cmの物にしました。
70cmにしたのはピッケルを持って横に刺した時にちょっと短いくらいが良いらしいと何かで言っていたのでそれにしました。
あとこれ全部シルバー一色で一番好みだったので…。

リュックとピッケル

②ヘルメット
ブラックダイヤモンドのヘルメットです。
ささゆーさんのツイッタを追ってて同じ物を買うかちょっとかなり悩んだのですが、最初のヘルメットはブラックダイヤモンドにする!と決めていたのと、これを使ってみて軽さを求めるようなら買い直そうと思ってこれにしました。長いことアマゾンの欲しい物リストに入っていたヘルメットだったので購入した時はとてもうれしかったです。
あとこれで乾徳山に行けるなとも思いました。


購入したヘルメット
添えてあるのは名札(間違え防止のため)

③12本爪アイゼン
軽アイゼンしか持っていなかったのでついに12本爪アイゼンを購入しました。
着脱が楽な事と、その中で軽い物を購入しました。冬山にはそんなに行かないのともうほぼほぼ使い捨てる気持ちだったのでとにかく軽い物にしました。
助けてくれた登山家が使ってるアイゼンも盗み見しましたが、しっかりした重いアイゼンを使っていました。「手入れをすれば一生使えるから」という言葉に感動。
私は手入れしないのでとりあえずこれがぶっ壊れるまで使います。

アイゼン装着

アイゼン
ついに買ったかとちょっと感慨深かった

④靴
ちゃんとした登山靴を購入しました。今まで使ってたのもちゃんとした登山靴でしたが残雪期に登る靴ではなかったので、某登山道具屋で店員さんと相談しながら決めました。
雪の上を歩いても靴の中が濡れないこと、写真のように厚みのある靴であることが条件でした。靴だけは軽い物という条件は外しました。店員さんは同じメーカーのネパールを勧めていましたが厳冬期登山をするつもりは今のところないので保留にしました。
雪山に登る時は雪山用の靴を改めて買います。
これは残雪期用です。夏山でも使うつもりでしたが重くて歩きにくかったので夏アルプスは今までの靴を使います。たぶん。
実際使ってみて、雪が中まで浸透することなく快適に登れました。すごいぜスポルティバ。


⑤トレッキングポール(別名:バディ)
トレッキングポールは一番時間をかけて悩んだと思います。
私の登山歴は一応8年くらいありますが主に低山メインで歩いていたので必要性を感じていませんでした。友人が使っているのを見ながら買おうか悩みましたが、めんどくさがりに拍車がかかっているので使わないと思って今まで購入を見送っていました。
さすがに残雪期アルプス登山となれば一応持っていくのがマナーかなと思って購入しました。
軽さはもちろんですが、その他ポールの長さ、タイプ(伸縮タイプか折りたたみか)が一番考えたポイントです。ツエルト設営時にもトレッキングポールを使用するつもりだったので長さは変えられた方が良かったのですが、性格的にいちいち長さは変えないので110cmの折りたたみの物にしました。
トレッキングポールの長さは、普通に持った時に肘が90度曲がるくらいの長さが良いとインターネットで読んだので山道具展で同じ長さの物で試したあとアマゾンで買いました。
あと、ずっとポールを使わずに山に登っていたのでポールに体重を預けずバランスを取るためだけに使用しようと考えていました。

シナノ トレラン用ポール

上記を考えた結果、トレイルランニング用のポール(折りたたみ式)にしました。これの上位互換の物もありましたが即折る気がしたのでこちらにしました。
110cmの物を使っていますが実際使ってみるともう少し短くて良かったと思います。が、ツエルトでの使用を考えると110cmは欲しいところ。今は登りの時は柄ではなくポールを短く持ち、下りの時はポールの頭部分を持って使っているのでやはり長さは変えられた方が使い勝手がいいと思います。私は長さを変える丁寧な性格ではないので長さが変えられても同じように使います。
いまだここ一番でしか使用していないのでもう少し普段使いをして使い心地を研究する必要がありそうです。
※トレッキングポールを使用しての山行は少ないのですが、バディと名付けて使用時には「バディ頼むぜ」と声かけをしています。安達太良山の下りでバディを使用して転んだのでちょっとやっぱり邪魔です。


⑥その他
写真に記録していませんでしたが、その他こまごましたものを地味に購入しました。

・手袋:山用の手袋を初めて買いました。これまでカラー軍手か普通の軍手を使用していました。常念岳はこの手袋を使いましたがその後は軍手に戻っています。手袋をすぐに失くしてしまうのでチャレンジ山専用になると思います。わりと厚めの手袋なので普段使いにするにはちょっとオーバースペックなのです。

・冬用のビニール手袋
参考画像

雪山講習動画の登山家が使っていたので購入。
残雪というか雪山で一番怖いのは、装備が濡れてしまうことだと思っています。衣類が濡れる+風によって一瞬で凍えるのを身をもって体験しているのでそれだけは防ごうと買いました。実際は使用しませんでした。天気が思ったより悪くなく凍える気配がなかったので使用する機会がありませんでした。

・ゲイター
装備するのが面倒くさそうなのでたぶん使用しないだろうけど一応持っていくか、という気持ちでアマゾンで安い物を購入しました。靴の中に雪や泥が入らないようにしたり、アイゼンで衣類を破かないようにカバーする目的の物ですが、こちらも使用していません。
カッパは破けました。補修して今も使っています。
ゲイターを使うのは厳冬期の雪山やゲイターを装備していないと他登山家に怒られそうなレベルの山に行った時だと思います。
泥が入るのは気にしないし、ゲイター=アイゼンも必要なので両方装備するのに時間がかかりすぎるのでできれば使いたくありません。

■チャレンジ山その後
常念岳にむけてこういったものを購入しました。
持ち物リストを作った時に足りない物を購入したのですが、本当に今までちゃんとした登山道具を持たずに山に行っていたのだなと思いました。
今回購入した道具たちが1回で壊れることはないと思うのでこれで装備的には厳冬期以外の山には登れるようになったのではないかと思います。

以上、常念岳に登る時に買った山道具でした。