最近の山登りをした時に感じる筋肉痛の割合がケツ3割 脚6割 その他1割だという話です。
■真面目か不真面目か
時々仕事で「佐藤さんはまじめだね」と言われることがあります。
自分を真面目か不真面目かに分けると間違いなく不真面目です。私は仕事もしたくないし、国以外の誰かに養ってもらうのも嫌なので仕方なく仕事をしています。隙あらば休んだりサボったりしたいし隙があればそうしていますが、ここのところサボる隙がありません。
サボるためには、自分の仕事内容をしっかり把握する必要があります。
自分の仕事をちゃんと把握するということは、自分の仕事と他者の仕事の境界線を作るということです(自分的には)。特に他者の仕事が滞ってしまう仕事は最優先でやります。そうすることで「きちんとやっている」感を演出できます。
ここだけやっておけばOKというラインを作らないとちゃんとサボれません。
そういう意味では真面目かもしれませんが、サボるためにまじめに仕事をしているので真面目かもしれません。このあたりはもう第三者が評価してくれればいいと思っています。
豆乳ソフトクリーム
西武秩父駅で食べた
■トレラン大会の練習を始めた
ツイッタでハセツネを追いかけていてやる気になってトレラン大会に申し込みをしました。
何回かトレランの練習をしましたが本当に向いてないと思って練習のたびに後悔します。
山を歩くのが好きなだけで走るのは苦手です。
元々「辛いことは無理してやらない。」というモットーがあるので、走るのがつらいトレランは気乗りがしません。
それでも申し込んだからには制限時間内の完走を目指さなければならないと思い、嫌々ながらも練習を続けています。結局歩いてしまうのですが。
最期にトレイルランニングの大会に出たのは3年前?4年前?の御岳山トレイルランニング大会です。友人と「ワンダーフォーゲル部トレラン支部」というグループを作り、わいわい練習をしていました(楽しさ半分、辛さ半分でしたが)。
御岳山トレラン大会後、トレランは難しいと結論が出てからは山を走ったりはせずひたすら好きなように歩いていました。
ちょっとずつ歩ける距離が伸びていきましたが、登山後に筋肉痛になることがほぼなくなりました。それを私は「山登り成長も頭打ちだな」と思っていました。最近の言葉で言うと、スキルカンストというやつです。
とうとう日帰りハイキングスキルがカンストしたのだと喜んでいましたが、転機が訪れました。テント泊登山です。
今年は4年ぶりにテント泊をしましたが、その翌日におそろしいほどの筋肉痛がきたのです。
筋肉が「まだまだ成長の余地あるで~」と言ってきたのです。
■筋肉との対話
ずっと何となく避けてきていた山岳漫画を読み始めて、最近山を渡るをついに読みました。
その中で「筋肉は最強の親友(とも)」という単語が出てきました。
テント泊後は「重い荷物担いだから筋肉痛になったんだな」としか思っていませんでしたが、山を渡るを読んだ時にテント泊後の筋肉痛を思い出し、私の筋肉は成長の可能性を訴えてきていたんだと気づいたのです。
気づいてからの山行が変わりました。
登る時にどこの筋肉に刺激が入っているかを意識するようになりました。
登りはハムストリングス、下りは大腿筋に負荷がかかるように歩きなさい(もしくは走りなさい)と登山の教科書に書いてあって、どういうことか分からなかったのですが、こういうことなんだなと初めて理解しました。
その結果、筋肉痛が復活したのです。
具体的には日記に書いていない(と思う)高水三山・棒の峰の関東ふれあいの道コース、川苔山百尋の滝コース、丸山・武甲山コース、全ての山行の翌日に筋肉痛が出ています。
これは素晴らしいことだなと思いました。
歩いている時に教科書の基本通りに、登りはハムストリングス(お尻から腿裏あたりの筋肉)、下りは大腿筋(太ももの前側)を意識して歩くようになり、翌日の筋肉痛の痛みの割合を評価しながら通勤しているのですが、今日通勤している時に「ケツ3 脚6 その他(お腹や背中)1だな」と思いました。
まずは、日々の徒歩通勤やジョギング、週末の山行で筋トレと筋肉評価をきちんとして、身体状況を把握したいと思います。その後、必要であれば筋トレをするかもしれません。(しないと思います。)
なんてことを考えていたら、意外と自分真面目かもなと思ったのですが、完走することでトレラン「やった感」がでるから目指してるのかもなと自覚して、やっぱり私はやってる感が欲しいだけの不真面目者なんだなと思いました。
※私はトレランはむいていなくて苦手だけどトレイルランナーは大好きです。特に歩いている時にトレランの民がいると心がわくわくします。トレランの民は飛んでるみたいに走るからなんか華があって素敵です。
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