「黒人の子供は月に照らされると青く光る」という話があって、それを新しい撮影技術を使って表現している映画という情報が入り、どんなものかと興味があったので思ってみてきました。
行間を稼ぐための写真
久しぶりに一眼を持ちだしたら使いかたをすっかり忘れてた
■ネタバレ含む感想
勝手な思い込みで、自分とは?みたいな葛藤が中心の映画だと思っていたので、けっこう構えて(じゃないと落ち込むので)見たのですが、思ったよりさらっとしていました。
こういう映画を好んで見ないので(ヘドウィグくらいしか見たことないと思う)、なんていうか、時代背景とか知っていた方が楽しくみられるだろうなぁと思いました。映画を見ていて、ストーリーの本筋にはおそらく関係のない疑問符がたくさん出て、でもまぁこの時代はこれが普通なのだろうなと思いながら見たので、そういうのがもっと汲み取れれば主人公の苦悩や葛藤が読み取れたのかもしれません。
シャロンという主人公の愛称が、成長とともにリトル・ブラックと変わっていくのを、シャロンの自己変容として表現しているところが好きです。映画にそんな意図があったかどうかはよくわかりませんが一方的にそう受け取りました。
最近、レゲエというかラスタ信仰の話をちょっと聞いたりしたので、上映中このことを思い出したり、車や音楽がけっこう好きな感じだったので、今、しかも劇場で見られて良かったなと思います。
あと幼少期にガリガリで内気だったシャロンが筋トレをして大人になるころにはムキムキになってて、マジ筋肉は裏切らねぇっっっ!!!って思いました。
シャロンが「俺は生まれ変わった」と言ってて、フィジカルが変わるとメンタルも変わるよね!!わかるわかる!!となってちょっと泣きました。
■なんとなく映画をたくさんみたいと思った
年始に自宅で映画をいくつか見ました。日記に残すほどの大きな衝撃もなければ感想もない感じだったんですけど、もしかしたらこれは家で見たからではないか?とふと思いました。
せっかく音響にこだわりを持ってる立川映画館がやや近所にあるので、気になる映画は劇場で見ていきたいです。
ですが、ララランドだけは私的な理由で見られません。