■三つ峠に登った
水曜日の夕刻、仕事を終えて事務所に戻ったら「さとうさん木曜日休みで」とメモが置いてありました。なるほど、休みが前日に決まるのね・・・まぁいいけど・・・できればもうちょっと早くに知りたかったかな・・・映画見たかったな・・・と思いながら帰宅し、なんだか鬱々してしまったので山に登ってきました。
三つ峠から見た富士山
三つ峠の登山レベルは中級とのことで、往路4.5時間、復路2時間50分の行程とガイドブックに書いてあったのですが、歩行時間が長いだけで特に問題はないだろうと簡単に考えて登ってしまいました。
非常に苦しい登山でした。ほんとに苦しい登山でした。
「もう下山していいかな?」と何度も思いました。
ヤマノススメというアニメで主人公たちがこの山に登ったのですが、アニメみて「ヘタレなあおいちゃんも登れたし大丈夫だよね!!」と思っていたのですが、登山中ずっと「あおいちゃん、富士山も挑戦したくらいだもんね・・・一緒にして申し訳なかったな・・・」と思いました。
■東京タワーと六本木ヒルズとスカイツリー
田舎者なのでよく東京観光をするのですが、東京で一番好きなのは東京タワーです。
かっこいい。素敵ですよね!
が、もし東京タワーと六本木ヒルズとスカイツリー、どれでも好きなのに行っていいよと言われたら、私は迷わず六本木ヒルズを選びます。
なぜなら、東京タワーありきの夜景が見られるからです。
スカイツリーにはまだ行ったことがないので、どんな景色が見られるかわからないので却下しました。
東京タワーがホワーっとある夜景をずっと見ていたいなぁ、ってくらい東京タワーにはすごい魅力を感じます。首都高速を走っていると、東京タワースポットがあって、その時ばかりは渋滞しないかなぁ・・・と思うくらい、東京タワーって素敵です。
■同じ理屈で富士山が好き
死ぬまでに富士山に登りたいと思っていましたが、三つ峠に登ってみて、私は富士山に登りたいんじゃない、富士山を見るのが好きなんだ!!ということに気づきました。
三つ峠は、いろんなところに富士山スポットがあって、富士山を見るには最高の山だな!って思いました。
高齢者が「富士山」という歌をよく歌うのですが、その歌の出だしが
「頭を雲の上に出し 四方の山を見下ろして」といった感じなのですが、まさにそんな感じの富士山でした。
決して、決して富士山に登りたいわけではないんだ。三つ峠は1700mくらいの山だけど、富士山はその倍くらいの3776mもある。富士山の半分くらいしかない三つ峠でこの醜態をさらすようでは到底富士山には登れないぞ。と思いました。
では写真を投下して終わります。
8:30くらいの富士山。空気が澄んでてとてもきれいだった
木の枝に水滴がたくさんついてて、花みたいでキレイだったんだけど写真の技術がないため微妙
紅葉がキレイだった
股のぞきの富士山①
股のぞきからの富士山②
ロッククライミングの聖地からの富士山。ロッククライムすればきっときれいな富士山
ロッククライム聖地からちょっと歩いたところ。アニメにも出てきた(ハズ)
ロッククライムを楽しんでた人たちに「今日はいい富士山っすよ!」と言われてさて富士山を撮ろうと思ったらまさかの雲がかかるという事件が起きて、日ごろの行いの悪さを実感しました。
山頂からの富士山。ロッククライミングの聖地から1時間も歩いた。アニメは一瞬だったのに
山頂からの富士山。逆光で三つ峠の文字が消える
復路の股のぞきからの富士山
復路の富士山
もしかして山の日没ってめっちゃ早いのでは・・・・と思い、急いで帰ってきたので、復路の富士山をみて生きて帰ってこられて良かったと思いました。
初心者は、1000mを超える山を登るときは死ぬ覚悟で登らないといけないと思いました。
では。