1997年
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
年始に見ました。
好きな監督や、好きな俳優が出ているから観てみた、といったわけではありません。
ツタヤの作品レビューに「みんなからダメ人間呼ばわりされた主人公の栄光と挫折と再生の物語(意訳)」と書かれていて、「ダメ人間」「栄光と挫折」というワードで選びました。
■感想
私って意外と1970年代後半~1980年代が好きなんだなと思いました。
主人公が両親との確執から家出をして、AV男優になって成功するところからの挫折の流れは王道な感じですが、とても良かったです。
海外の俳優にはまったく明るくないのですが、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技に釘付けになりました。思わず調べてしまいました。
この人
映画を見る時には、基本的にはストーリーがいいかに重点を置いているので、この人の演技すごいなっと思ったのは初めてかもしれません。
フィリップ氏は、この映画では完全に脇役なんですが、主役があーだこーだしている間もしっかりと役をこなしてる感じがすごくすごく良かったです。
ストーリーもわかりやすくてよかったなと思いました。ドラッグは怖い。怖い。
※フィリップ・シーモア・ホフマンが主演しているカポーティを次は見たいなと思いました!
■おまけ
フィリップ氏の演技を見て、みんなが主役に注目していたとしても、気を抜かないで過ごすことが、結果、自分の気品につながるのだな、と思いました。
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