自分がどんな人間かを客観的に見るという行為や、物事を俯瞰する、といったことがまったくできません。何年も前に友人から「客観的に物事を捉えるようにしてみたら?」といったアドバイスを受け、できるようになりたくて今もやっているつもりなんですが、あくまでつもりでしかなく、おそらく直感で動いているように思います。
これまた何年か前に、「相手と円滑にコミュニケーションを取るにはまず自分がどんな人間か知ることが大切だ」と仕事の研修の一環でエゴグラムをやりました。
私が思う私像と、エゴグラムを通して出た結果の人物像に相違はないか、なければおそらく私は私を客観視できるようになっているのだろう、という「客観的にとらえる」という訓練と、単純に心理テストみたいで面白いっていうのと、まぁそういう結構適当な理由で暇な時にやっているんですが、なんだか今年はちょっとイマイチな感じです。
ていうかすみません。本当は毎年やりたいなって思ってたのにすっかり忘れていて、今日やりました。人間だれしも考え方は変わるので、一回の診断で自分はこういう人間だと断定してはいけないと研修で習ったんですよね。
一定期間を置いて、前回の結果と今回の結果を見比べて、自分がどう変化したのかをきちんと把握する、というのがエゴグラムの目的だと思います。私は例の如く前回の結果は忘れていますので、今年からはこうやって記録に残そうと思いました。
人間の忘れるという機能は万能ですね。
エゴグラム(15分もあればできます)
http://www.egogram-f.jp/seikaku/
■私のエゴグラム診断結果
CP(controlling parent):厳格な父親
(高い理想・向上心・使命感・責任感を持ち、完全主義的な傾向)
NP(nurturring parent):奉仕主義
(共感・同情・受容・保護・救援)
N(adult ego state):合理的な大人
(合理性・客観性・論理性・計画性)
FC(free child) :純粋な子ども
どんな時も楽しい感情を大切にする傾向がある
AC(adapted child) :従順な子ども
順応性・協調性・依存症
C<B<Aの順で数値が高い
上下の小さいアルファベットの評価で性格を判断する
一応、詳細な結果もスクリーンショットを撮ってみましたが、要はまだまだ子供ってことだなって思いました。順応性は高いとは思いませんが、他者から見たらそうなるのかもしれませんね。
あと合理的な考えは多分一生持たないかもしれません。
今現在、楽しいことをするのが一番だと常々思っているのでこの結果はそこそこ妥当なのかもしれないと思いました。
が、しかし。
この診断は、質問に対して「はい」「いいえ」「どちらでもない」という3択から選んでいくのですが、例えば直感的に「はい」だなって思っても「本当にはいなのか。そういえば過去にこういう状況があった時にとった私の行動はどう考えてもこの質問の「はい」に該当するものではなかった。じゃあこの質問の答えは「いいえ」になるのか」というとそうでもない。結果「どちらでもない」が妥当なのではないか?と考え込んでしまいます。
即答できる問題も多々あるんですけど、時々「本当にこの質問に対する答えがこれでいいのか?」と思ってしまうことがあります。
これは昔から「人間個人の評価は自身ではなく第3者が決定するものだ」という考えがあるからなのですが、この考えを改めている途中だったので、今回は「ええい。我思う、ゆえに我ありだ!」と直感で答えてみました。
※我思う故に我ありの解釈が違うことは承知しています。
この結果を受けて、とりあえずこういう部分は長所だな、ここは短所だなとひとつひとつ検討していって、長所を伸ばすか、短所を改めるか、必要性も含めて考えられたらいいなと、中年は思うのでありました。
まじめか!
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