上京して9年くらい経つのですが、東京の会社に就職して一番驚いたのは方言が存在することでした。
私が住んでいるところは東京23区から遠く離れた西東京なので、方言がありそうっちゃあありそうなんですけど、本当にびっくりしました。
①〜〜してやんよ(〜〜してあげる)
②〜〜してんからさぁ(私は〜〜をしているから)
③一人称 オレ
といった方言を使っていました。西東京おそろしや・・・・。
※上記を地元が近所のアニオタ先輩に確認したところ、「そんな言葉使ってないよ」と言われたので、高齢者だけなようです。西東京あたりのみなさんの名誉のために追記します。
■いばらぎじゃなくていばらき
「茨城県人は、いばらぎと言うと「いばらき!!」ってやたら怒って訂正する」と言われたことがあります。そんなに怒りはしませんが、確かに訂正はよくしていた気がします。今は訂正したところで茨城県の魅力度が上がるわけではないので訂正していません。
いばらぎじゃなくていばらきという本があります。
これ
茨城県を市町村単位で分け、県民性から市町村性まで細かく説明してある本なんですが、私はこれを買ってアハハアハハと笑っていました。
茨城県民以外は絶対面白くないと思いますが、茨城県の魅力度が0..1%くらいは上がるかもしれません。売っているかどうかはわかりませんが、興味のある方はご一読あれ。
実はいばらぎじゃなくていばらきのサイトがある
いばらき王
http://www.ibaraking.com/
■私の地元の方言
私の地元は大きな市ひとつと小さい町が3〜4つあって、私なんかはこれらすべてを「地元」と表記しています。
私の生まれ育った町もやはり高齢者どもが変な方言を使っていましたが、その影響を受けて同年代の友人もけっこうな方言を使っていました。
①ふてる(捨てる)
②うら(うしろ)
③だいじ?(大丈夫??)
などが代表的な方言です。私は小学生のころは方言が嫌いで、絶対に標準語を使ってやろうと思っていたので、この方言が使われるたびに「うらってなんだよ」と思っていました。
そんな私もやはりこの田舎町に毒され、知らず知らずのうちに方言を使っていました。
それが「じさま」「ばさま」です。
おじいさん・おばあさんという意味です。
おそらくじいさま・ばあさまがなまってじさま、ばさまになっていると思うんですが、私はずっとジジイ様・ババア様の略だと思っていました。
なんでこの町の人間はジジイ・ババアという高齢者をけなす言葉に様をつけて呼称するんだ、と。
母がよく「これからばさまが風呂に(入りに)くるから」と言っていましたが、なんかすごい語感だなと。わりと好きです。
※母は祖父とは仲が悪かったので普通にジジイと呼んでいたのでジジイ+様、ババア+様の公定式はここからきたんだと思います。
上京して、友人と遊んだ時に方言の話になったときにじさま・ばさまについて話したら、どうやらこのじさま・ばさまは私の住んでいる町だけの方言だったようなので、これをブログに書くと実家が特定されてしまうなと思いました。
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